50代転職|経験を活かした転職活動まとめ

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50代の転職、成功への道!

1.転職市場では50代に追い風!?

 2013年12月にリクルートキャリアは、2014年のトレンド予測として、40代・50代の採用がトレンドになると発表しました。これは、日本にようやく景気回復の兆しが見え始め、毎月全国の有効求人倍率が上がり続けていることから、これまで中高年の採用に消極的だった企業が門戸を開いたことによります。この背景には、企業が中途採用者に求める能力に変化が起こったことがあります。

 企業がいま必要としているのは、即戦力として活躍できる業界や職種の経験だけでなく、社内外で活用できる利害交渉能力、変革推進能力、コーチング力、問題解決能力など、個人ではなく組織的に好影響を与えられる能力なのです。50代は、長いビジネスマン生活を通して、こうした能力が磨かれています。

 20代・30代と同じ求人数が担保されるわけではありませんが、50代を対象にした募集が増えることは予測できます。とはいえ、50代を対象にする求人の雇用形態はさまざまで、必ずしも正社員採用ではないのが現実なようです。納得のいく転職を果たすためには、より多くの求人情報を得られる環境をつくり、ライバルに差をつける転職活動を実践する覚悟が必要です。

2.企業が考える50代が持つ強みとは?

 企業が20代、30代、40代の転職希望者と比べて、50代に感じている強みは一体なんでしょうか。まず、コミュニケーション能力が高く、社内外での交渉を有利に進められることです。次に、常に問題意識を持って物事にあたり、自ら目標や課題を設定し、解決策を考え、行動できることです。

 また、長年業界に通用する専門スキルを磨いてきた50代は、社内外の関係者に難しい内容でも、的確にわかりやすく伝える能力にも長けています。こうした能力は、短期的に企業の利益につながりますから、企業にとっても魅力的な強みといえます。

 このほかにも、50代ならでは強みがあります。それは、専門スキルや能力が違う部下やメンバーに対し、仕事への動機づけや指導・育成、管理を行うことができる、マネジメントスキルを持っていることです。長年の不況で、新卒採用者を企業が育てるという風潮が弱まったこともあり、若手の教育を担ってくれる人材を採用したいと考える企業が増えています。こうした強みをアピールすることで、より自分に価値づけできますから、具体的なエピソードを添えて伝えることをおすすめします。

3.企業が50代に求めたいこと

 企業は50代の中途採用者に対しては、完成されたビジネスマンであることを前提に、日々の業務の判断を自分で行い、しっかり責任を担うことを求めています。50代の人件費は、それ以下の年代と比べて高くなるのが普通ですから、その投資に見合う成果を当然期待されます。

 そして50代ともなると、中途採用者個人の成果だけでなく、企業の利益につながる社内外での交渉や調整、組織づくりなど、周囲に派生する成果も求められます。また、長いビジネスマン生活の中で培った、逆境や予想外の状況に面したときでも、優先順位をつけて物事を処理できたり、臨機応変に対応できる能力を持っていることにも、大木に期待しているものです。

 とはいえ、募集をかけている企業ごとに、職務内容として求めるものと、役割を担うという部分で期待をかけていることは異なります。50代だからこそ、求人票や企業のホームページなどを通して、応募企業のニーズを考慮し、自分のキャリアや経験とマッチングする部分を探し、アピールすることが、採用に近づく第一歩といえるでしょう。

4.50代だからこそ転職サイトは有効!

 50代が正社員として転職したいと考えるなら、一つでも多く、応募できる求人情報を手に入れることが不可欠です。そこで積極的に活用してほしいのが、転職サイトです。転職サイトには大抵、スカウトサービスがあり、自分の経歴を匿名で登録しておくことで、興味を持ってくれた企業からオファーをもらえるチャンスがあります。また、希望条件を登録しておくと、マッチする求人が毎週メールで送られてきますから、自ら探さなくても、ある程度の求人情報を手にすることができます。

 転職サイトも、運営会社によって特色が異なるので、複数に登録するのが基本です。転職サイトの中には、人材紹介を行っている転職エージェントと連動しているものもありますので、活用すれば非公開求人や独占求人の情報を手にできる確率もアップします。

 事前に転職サイトについてリサーチし、広く求人情報を集めるもの、自分の専門分野に特化しているものなどを使い分けると、より希望条件に合った求人が探しやすくなるはずです。手間はかかりますが、一つでも多くの転職サイトに登録し、一つでも多くの企業に応募できるように準備しておきましょう。

ニーズが高まるいまを逃さないで!

 この50年の間に、日本の産業構造は大きく変化しました。かつては製造業に就業する人がダントツで多かったのに、いまではサービス業が占める割合が高くなっています。住宅ストックの問題が顕在化したリフォーム業界や、東日本大震災の復興と東京オリンピックの開催決定で、大型の公共事業が続くことが予想される建設業界、高齢化が進む中でニーズが高まる一方の介護業界など、慢性的な人手不足に悩んでいる業界も少なくありません。こうした成長業界で、活かせる専門スキルを持っていれば、50代の転職は難しいことではありません。

 また、急成長を遂げているベンチャー企業や新興企業では、社員の平均年齢が低いことが多く、会社を組織化するために50代のノウハウを求めるケースが増えています。会社規模や年収はダウンしても、自分の経験を活かした仕事ができるという点では、魅力的な求人といえます。

 50代の転職では、ヘッドハンティングでもされない限り、自分の希望条件がすべて満たされる可能性は低いものです。自分の中で転職するときの優先条件を決め、転職先で何がしたいのかだけでなく、自分が採用してくれる企業にどんな貢献ができるのかを考え、活動をするようにしましょう。そうした企業のニーズに合わせた転職活動を行えば、内定するのは難しくないはずです。

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公開日:
最終更新日:2015/04/01